| 通貨 | AUD |
| 通称 | オージー、豪ドル |
| 呼値単位 | 小数点以下第4位 |
| 最も流動性のある対通貨 | AUD/USD |
| 平均スプレッド | 5ポイント |
| 1ピップ | 0.0001USD |
| 約定日 | 取引日の2営業日後 |
| 主な経済指標 |
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| 経済概観 | ここ10年間でオーストラリアは高度経済市場での国際的な競争力をつけ、2005年のGDP6427億USドルは他の欧州諸国に比べ比較的小さいものですが一人当たりのGDP 32,000ドルというのは主要ヨーロッパ諸国に匹敵するものがあります。GDPの70%が、金融、不動産、対事業サービスなどサービス中心の経済です。経済改革へ力を入れ、低インフレ、対中貿易などが経済成長に貢献しているものの干ばつや海外需要に弱く、輸入需要に強いことが原因となり166億USドルという世界でも有数の貿易赤字大国であり、また財政赤字も5096億ドルにも上ります。国内の住宅価格の急速な上昇は以前からオーストラリア経済の懸念材料とされていましたが2005年にピークに達し、投機バブルを避けるために金利が急騰すると予測されたことにより、投機は緩和されました。主な輸出品は石炭、金、アルミニウム、鉄鋼や小麦、輸入品は機械、輸送設備、コンピューター、事務機器、通信機器や部品です。主な貿易国はアメリカ、中国そして日本です。 |
| 経済政策の影響 | オーストラリア準備銀行(RBA)の主な業務は金融政策の策定と実施です。RBAの政策決定会合では緩やかなインフレと金融システムの安定、安全で効率のよい決済システムを目指し政策決定します。1月を除いた年11回毎月第一火曜日に政策決定会合が開かれ、金利やその他の経済政策が翌日に発表されます。銀行の国内市場部門はキャッシュレートを、政策決定会合で決定されたターゲットレートか、それに近いレートになるように努めます。キャッシュレートとは銀行間の翌日物金利でのことです。他の金利にも影響を与え、金利の基軸となるものです。経済政策の変化はキャッシュレートの決定にも影響し、その結果ほかの金利変動にもかかわってきます。RBAは公開市場操作によってキャッシュレートを維持しています。公開市場操作の目的は金融機関に資金供給の管理をすることによりキャッシュレートを目標金利に近づけることです。RBAの公開市場操作は現先取引とアウトライト取引を通して短期連邦政府証券(CGS)で行われます。RBAがCGSを購入すると売り方の為替決済(ES)勘定から支払われ為替決済の資金供給をすることになります。RBAがCGSを売却すると為替決済資金は吸収されます。短期的な商品で公開市場操作を行うことによりRBAは金利リスクを制限しているのです。マーケットが急激な変動を見せる恐れがあるとき、為替レートが基本的な経済のファンダメンタルズに反しているときはRBAが外為市場操作を行う可能性があります。RBAは主要貿易相手国の通貨とオーストラリアドルの加重平均を求めた貿易加重通貨指標(TWI)を設定します。この指標は毎日午前9時と午後4時に発表され、TWIはUSドルのクロスレートともにモニターされ市場安定のために必要があればRBAが市場介入することができます。 |
| 特徴と傾向 |
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| 通貨 | CAD |
| 通称 | カナダドル、キャン、加ドル |
| 呼値単位 | 小数点以下第4位 |
| 最も流動性のある対通貨 | USD/CAD |
| 平均スプレッド | 5ポイント |
| 1ピップ | 0.0001CAD |
| 約定日 | 取引日の2営業日後 |
| 主な経済指標 |
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| 経済概観 | 2005年のGDPは1兆770億USドル、世界第12位の経済大国です。好況で技術的にも高度な産業社会として生産パターン、裕福な生活水準で市場志向型の経済といえます。20世紀の中期から製造業、鉱業とサービス産業の成長がそれまであった田舎くさい経済というイメージから都会的な産業国へと変化させました。労働人口の75%がサービス産業で仕事に従事しており、サービス産業はカナダ経済にとってとても重要なものになっています。堅実な財政運営は長期の財政黒字をもたらし6007億6000万ドルもの国債削減につながる一方、公的医療保障制度の費用増大は多くの政治、財政の議論の的となっています。カナダは471億ドルの貿易黒字ですがその多くはカナダの輸出のうち85%を輸入している米国との間のものです。1989年の米国カナダ自由貿易協定(FTA)と1994年の北米自由貿易協定(NAFTA) は自動車、産業機械、化学物質、プラスチック、木材パルプ、木材、石油、および天然ガスを含む主要輸出品の貿易増加と経済的な統合をもたらしました。石油備蓄量は1789億バレルともいわれ他の石油備蓄を回収できるほどでありサウジアラビアについで世界第2位です。 |
| 経済政策の影響 | カナダ中央銀行(BOC)は1934年に創立され1938年以降カナダの財政政策を取り仕切ってきました。BOCはカナダ財務省と取り決めたインフレーションターゲット(物価安定数値目標政策)に忠実になることでカナダドルの価格安定性を確実にし、その価値を維持してきました。BOCは政策金利の目標を上下し短期金利に作用することで財政政策を行っています。BOCは年間8回、決められた日程に金利の変動を発表します。日程はBOCの経済動向分析と将来のインフレへの影響によって決定されます。BOCは外為市場での活動、政府発行証券の販売、管理、政策金利の決定を通して短期金利へ影響を及ぼすなど、カナダの金融市場に密接にかかわっています。財務省の経済財政支部は主要貿易相手国を監視しており、月次財務報告書と四半期経済報告書を作成して連邦予算を決定する際に重要な役割を担います。金融市場部門はBOC運営について、流通通貨供給、資本市場の発展についての政策方針分析を出します。1994年BOCは主要な経済政策のひとつとして元来の公定歩合に変わって政策金利を使い始めました。これに続いてBOCは50ベーシスポイントの操作変動幅を政策金利に敷きました。これは市場の主要参加者の間で翌日物の資金を貸し借りするレートです。BOCは操作幅内で政策金利のターゲットレートを設定するために決済残高レベルの日々の調整を行います。1999年に導入された大口ネット決済システムにより政策金利のターゲットレートはその幅の中点、もしくは公定歩合の25ベーシスポイント下で確定されました。ターゲットレートは金融機関が日々互いに請求しあう金利に影響し、住宅ローンや消費者ローンなどのほかの金利にも影響を及ぼします。外為の市場介入はBOCによって政府の外為資金勘定からの外貨供給で行われます。もしBOCがカナダドルの下げを止めたいなら外為市場でカナダドル(ほとんどが対米ドル)を買うことになります。同様にカナダドルの需要が増加するとその価値を維持、継続するよう努めます。BOCのカナダドル購入によって金利引き上げにつながるカナダドル不足を起こさないようにするために同額のカナダドルを金融機関に預けることにより購買力を調整します。カナダドルの高騰を和らげるために反対の過程を適用することもあります。BOCはカナダ経済に与える影響について読まれている多くの刊行物を出版しています。四半期の財政政策報告で国家の経済環境とインフレに対するBOCの政策、戦略の詳細がわかります。年2回の財政制度審査によって金融制度の発展と金融政策方針の分析の詳細がわかります。それに加えBOCは毎週金曜の午後に主要銀行と金融市場の統計を出しています。 |
| 特徴と傾向 |
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| 通貨 | EUR |
| 通称 | ユーロ |
| 呼値単位 | 小数点以下第4位 |
| 最も流動性のある対通貨 | EUR/USD |
| 平均スプレッド | 3ポイント |
| 1ピップ | 0.0001USD |
| 約定日 | 取引日の2営業日後 |
| 主な経済指標 |
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| 経済概観 | EUはヨーロッパ諸国を経済的、政治的に一体化するために発展しました。EUの構想は元々1950年代には既にありましたが1992年のマーストリヒト条約まで実現しませんでした。この条約は共同体を外国との融合と防衛政策、司法と国内問題、そして経済と共通通貨であるユーロから成立しています。欧州通貨統合(EMU)の最終段階、1999年1月1日のユーロ使用開始で多くの国はユーロを全面的に受け入れるか、若しくは共通通貨として受け入れています。現在25カ国のうち12カ国(ベルギー、ドイツ、ギリシャ、スペイン、フランス、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、オーストリア、ポルトガル、フィンランド)がEMUに参加してユーロを使用しています。キプロス、デンマーク、チェコ、エストニア、ハンガリー、ラトビア、リトアニア、マルタ、ポーランド、スロバキア、スロベニア、スウェーデン、および英国はユーロを導入していません。
EUの内部的目標は貿易障壁を低くし、共通通貨を採用し、すべての加盟国を同じ生活水準にすることです。そして国際的な目標はEUの貿易、政治的、経済的立場の強化です。EU全体の経済は米国に続いて世界第二位の規模でGDPは12兆1800億USドル、世界のおよそ21%の総生産を占めています。EUの一人当たりの平均所得は28,100USドルですがこれは国によって10,000USドルから30,000USドルまで大きな差があります。この所得格差はEUへの参加と実施を困難なものにし、財政赤字を防ぐために参加規約に同意しない国もありました。そのほかにEUが直面していた問題は、継続している南部の反対、東部への拡大、これまでは加盟13国からのみに批准されていた欧州憲法条約(TCE)などがあります。 EUは中国の1/4に相当する世界第三位の大きな労働力を抱えています。経済はGDPの67%を占めるサービス部門に大きく依存しています。世界のうちでも優れた技術産業も提供しており、GDPのうち27%は技術産業の貢献によるものです。EUは財、サービスの大輸出国でもあり機械、自動車、航空機、プラスチック、製薬品などをはじめとし年間1兆3180億ドルを加盟国から世界へ輸出しています。そのうち24%をEUの最大貿易相手国である米国が輸入しています。EUの貿易赤字は840億ドルです。EU発足の理由のひとつは各国に国際的な交渉力を与え、EUが世界の貿易交渉の場で強い影響力を持つことです。EMUは債権、株、先物市場で大きな発展を遂げ、国内外の投資家にとって非常に魅力的な投資市場のひとつとなっています。準備通貨としてのユーロの役割はユーロの貿易市場における役割に基づいています。多くの国が為替リスクと取引コストの削減のために大量の準備通貨を保有しています。ユーロが確立される以前はEUそれぞれの国の通貨で莫大な量を保有することは難しく、通常米ドルで保有されていました。ユーロ導入によりユーロを準備通貨として保有する傾向に変わり、この傾向はEUの貿易影響力の継続を期待されています。 |
| 経済政策の影響 | 欧州中央銀行(ECB)はEMUの中央銀行としてユーロの購買力と価格安定の維持を目的として設立されました。ECBは金融政策の実施、外為操作、外貨準備金の管理などを行っています。ECB政策理事会は役員会のメンバー6名とEMU中央銀行総裁から成る意思決定機関です。政策理事会は月2回金融政策について会合を開きます。2回のうち最初の会合では金融、経済情勢を評価し金融政策を決定します。ECBは公開市場操作によって金利に影響を与え市場通貨量を調整します。これらはアウトライト取引、反対取引、債券発行、外国為替スワップ取引、長期預金の回収などを通して行われます。これは翌日物の流動性をコントロールし、財政金利を抑制するために利用されます。常設基金による資金供与は民間銀行が利用可能で限界貸付制度、預金制度により中央銀行が供与する担保付翌日物の金利です。前者は市場金利よりも高めに設定されていて民間銀行は資金調達ができない場合にこれを利用する。また反対に預金制度は市場金利に比べ低く設定されていて資金運用ができない場合にこれを利用する。金利を設定し、流動性を縮小するためにEMUの銀行に最低限の準備量は蓄えられます。最低準備金率は銀行の安定した金利を目指し、準備金を平均させるために使われます。最小のビッドレートはECBが加盟銀行に提供するレートでセットされます。レートの変動は隔週に行われる政策理事会で発表され、ユーロに影響を与える要因とされています。 |
| 特徴と傾向 |
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| 通貨 | GBP |
| 通称 | ポンド、ケーブル、スターリン |
| 呼値単位 | 小数点以下第4位 |
| 最も流動性のある対通貨 | GBP/USD |
| 平均スプレッド | 4ポイント |
| 1ピップ | 0.0001USD |
| 約定日 | 取引日の2営業日後 |
| 主な経済指標 |
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| 経済概観 | イギリスは2005年のGDPが1兆8670億USドル、世界で第7位の経済市場です。ポンドの高価値と世界的な下落傾向がイギリスの製造と輸出に大きな影響を与え、2001年から2005年のGDPは伸び悩みました。一人当たりのGDPは2005年30,900USドルが予測されました。世界第5位の輸入国で、第7位の輸出国、主な貿易相手国は米国、ドイツ、フランスです。1110億ドルのかなり大きな貿易赤字と米国に続いて世界第2位の7兆1070億ドルの国債があります。
イギリスの農業は他のヨーロッパ諸国に比べると効率がよく、わずか1.5%の労働力で国での需要の60%をまかなっています。銀行、保険、対事業サービスなどのサービス産業は労働人口の79.5%を閉めておりGDPの多くを占めています。
また石炭、天然ガスや石油の備蓄もありエネルギー資源がGDPの10%という他の産業国と比べても高い割合を占めています。過去20年間、政府は国有物を削減し、社会福祉政策も抑えてきました。また教育、輸送や公共医療を支えるために税金を引き上げました。比較的低いインフレ、失業率、金利によりヨーロッパでもっとも経済の強い国のひとつです。EUのメンバーではあるものの最近の世論調査ではEMUに加盟しユーロを導入することについては国民の多くがイギリスの強い経済を理由に反対を唱えています。 |
| 経済政策の影響 | イングランド銀行(BOE)はイギリスの中央銀行として1694年に設立され1946年に国有化され、1997年に独立しました。BOEは健全な経済に貢献するために財政的な安定を促進、維持する目的で作られました。1990年代以降通貨の発行を行い、1997年以降は金利設定もしています。BOEの理事会はイギリス経済のインフレターゲットに合わせて金利を設定しています。インフレターゲットは毎年大蔵大臣によって設定されBOEはREPO(インターバンク内で使用される金利)を設定することにより金利設定の決断を下します。これは金融政策で使われるインフレターゲットを達成するための基準レートです。金融政策理事会は金利の変動と財政政策の変更の発表に伴って毎月行われます。理事会はインフレレポートとQuarterly
Bulletinという2種類の四半期報告書を発行し、今後二年間の経済成長とインフレ予測、国際経済環境の分析とイギリス経済に与える影響について発表しています。BOEの公開市場操作は政策金利で日々2ラウンド行われます。これが流動性不足を緩和するのに十分でなければ翌日物金利でも市場操作を行い、決済銀行には貸出制度で補います。翌日物金利操作はオフィシャルレートより高いレートで行われBOEはまた翌日物金利預金制度をオフィシャルレートよりも低いレートで対応します。これらのよう実もの金利は市場価格の上限下限を設定し、銀行の流動管理を複雑化する過剰な変動をしない、しかし活発な取引を促進し、また日金融機関による金融市場の利用を阻止します。
ポンドとユーロ ユーロ導入の賛否に関する議論についての財政政策は注目されています。イギリスは現在のところEMUを含む主要経済大国に比べ財政政策が大変成功していました。特にEMUは12カ国の財政政策をひとつの金融当局で行うという問題にも直面していることもあり、有権者の多くはイギリスがEMUに参加する理由が見出せませんでした。政府当局は有権者の意見を取り入れており、EMUへの参加が全面的に支持されないのならばその却下されるでしょう。政府当局、特に首相や大蔵大臣のEMUに対する声明と世論調査はどれも通貨市場に影響を与えています。ユーロ導入の姿勢はGBPへ下方圧力になり、ユーロ導入反対勢力はGBPを引き上げる傾向にあります。ユーロを導入するために金利はかなり引き下げ下げられなくてはならないうえにGBPが売られる要因になります。またGBPはユーロ導入をするかどうかの不安によりさらに弱くなるでしょう。 |
| 特徴と傾向 |
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| 通貨 | JPY |
| 通称 | 円 |
| 呼値単位 | 小数点以下第2位 |
| 最も流動性のある対通貨 | USD/JPY |
| 平均スプレッド | 3ポイント |
| 1ピップ | 0.01円 |
| 約定日 | 取引日の2営業日後 |
| 主な経済指標 |
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| 経済概観 | 日本は世界第2位の経済大国です。世界第5位の製品輸出国でもあり、2005年に994億ドルに達した貿易黒字は一貫性があり特有の円需要を生み出しています。最大貿易相手国は米国と中国、近年中国の安価な商品は日本の輸入市場で大きな位置を占めています。国債はかなりあり1兆5450億USドルです。自動車、電子機器、工作機械、非鉄金属、船舶、化学物質、織物や加工食品において日本は非常に優れたものを生産しています。日本は世界の半分以上の工業ロボットを所有しているとも言われ、ロボット産業は日本の長期経済成長の鍵となっています。工業化が進み、輸入原料と燃料に依存しています。農業は規模が小さいですが公的助成によって保護されており、生産高は世界でも上位に入ります。過去30年間の記録的な経済成長の後、1990年代に経済は伸び悩みました。1980年代の経済成長は資産価値の引き上げと急速な金融拡大を引き起こしバブルとなりました。1990年から1997年の間にバブルが崩壊、資産や不動産の価値が急激に下落し、純損失は2年間の日本の国民生産量に匹敵するものです。多くの不動産業者は破綻し、銀行には不良債権と価値のない担保が残されました。金融恐慌は日本だけでなく世界的にも影響を与え株価暴落、不動産市場の破綻は20年間日本を苦しめ続けました。現在の金融危機は銀行の不良債権の解決を中心課題としています。財務省と日本銀行はいまだこの問題に取り組んでおり、経営不振の銀行に資産を投入し倒産を防ぎ健全な経済状態に戻そうと努力しています。その結果、金融部門は政府に依存するようになり、円は政治的な影響を受けやすく、政府当局のコメントが金融政策や、企業救済に変化をもたらすこともあります。1990年代の金融恐慌にもかかわらず日本は有数の経済大国として成り立っており政府と企業協力、強い勤労意欲と急速な技術進歩が米国についで世界第2位の技術的に強力な経済大国に押し上げました。 |
| 経済政策の影響 | 日本銀行(BOJ)が価格と金融制度の安定維持を目的として財政政策を行い健全な経済基盤を作っています。
BOJの財政政策委員会は財政政策の基本的なガイドラインを決定します。経済、財政的状況を判断しBOJの金融市場操作の政策を決め、金融経済月報で結果が発表されます。日銀は日本企業の経済調査であり財政政策にも利用される短観を四半期ごとに発表します。BOJは国債の売買や、金融機関に融資をして目標のターゲットレートにするために日々の金融市場操作を行います。BOJは証券、債券を購入するときに金融機関に資金を供給し、販売して資金を吸収しています。BOJによって他の金融機関に行われる融資の拡大、回収は資金水準をコントロールする方法のひとつです。資金の供給、吸収で資金量を調節、調整のタイミングを調節することによりBOJは金融市場を管理しているのです。市場金利は順々に他の金融市場の金利に影響していき、金融機関の貸出金利、個人や企業向けの貸出金利にも影響します。このように市場金利は個人、企業の決断に影響しながら経済活動全体に及びます。財務大臣がBOJに円売買の市場介入の指示を出します。 BOJが介入するときは政府の外国為替資金特別会計(FEFSA)から資金を投入します。変動為替相場の導入以来円の急騰に直面することが多く日本の市場介入は主に円売りが行われてきました。円相場の変動により財務大臣が市場介入を必要と判断するとBOJに外為市場での市場介入の指示を出します。日本の市場介入は急騰、若しくは下落した円の量、現在のドル円のレート、投機ポジションの状態と売り買いのサイドによって介入するかどうか決められますBOJは公開市場操作で日常的に通貨量と金利を管理しています。これら公開市場操作の目的は無担保翌日物金利として知られる基準金利を管理することです。これはもっとも短期のレートでコール市場とその他市場で長期レートの基準となっています。ゼロ金利を継続するためBOJは市場操作によってコールレート(オーバーナイトもの)でもゼロ金利を目指し、金融市場での売買によって成立しています。 |
| 特徴と傾向 |
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| 通貨 | NZD |
| 通称 | キウイ、ニュージーランドドル |
| 呼値単位 | 小数点以下第4位 |
| 最も流動性のある対通貨 | NZD/USD |
| 平均スプレッド | 5ポイント |
| 1ピップ | 0.0001USD |
| 約定日 | 取引日の2営業日後 |
| 主な経済指標 |
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| 経済概観 | ニュージーランドは2005年のGDPが937億9000万USドルという他の先進国と比較すると経済規模はさほど大きくありません。NY市人口の半分と同じくらいの人口がおよそ300倍の面積にすんでいます。過去20年に政府は工業化を進め、国際社会で競争できる自由経済に国を変化させました。この急速な成長により所得水準があがり技術的な進出の増加、そしてインフレを抑えました。一人当たりの所得は7年連続増加で24,100ドルとなりました。経済成長を後押しするために、農業製品の貿易に大きく依存しています。輸出がGDPの20%に現れています。貿易赤字は23億6000万USドルで経済の規模が小さいこと、貿易が盛んなことで世界の動き、特に主要貿易相手国であるオーストラリア、米国、日本や中国の動向に敏感に反応します。国家赤字は比較的小さく576億7000USドルに収まっています。人口が少ないために移民の増加が経済に大きな影響を与えています。人口増加は全体的な消費量増加につながり経済に顕著に現れました。ニュージーランドのGDPは農業に打撃を与える天候に左右されやすく、最近の干ばつで経済も打撃を受けましたが、国内だけでなくオーストラリアの干ばつにも大きく影響されます。 |
| 経済政策の影響 | ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は国の中央銀行で財政政策を通して金融制度の安定と効率化を目指し、健全な財務状況の維持、通貨需要に応じています。RBNZと財務大臣は最新のPTA(金融政策契約書))でRBNZがインフレを中期的に1〜3%に抑えることが必要と述べました。RBNZは公定歩合にあたるオフィシャルキャッシュレート(OCR)を決めます。このレートは政策金利で価格安定を図るために利用されます。OCRは年間8回見直されRBNZの口座に決済用に銀行が預金している準備金に対しOCRの0.25%低い金利を支払います。また優良証券を銀行から買取る対価に翌日物の資金を供給する際にOCRより0.25%高い金利を課します。RBNZはこの金利で量的制限は設けずに銀行から準備金の預入れ、または資金供給をします。これによって正常全体の金利がOCR付近でとどまります。RBNZはOCRを設定することで短期金利を管理し、さらにそれにより経済全体にも影響を及ぼすのです。RBNZは公開市場操作で政府の日々の取引を相殺し資金の支払、貸付を行います。RBNZはREPO(債権と資金を一定期間交換する取引)を利用し、買戻し条件付売却という方法をとって一定期日にあらかじめ決めた価格で債権を買い戻すことを約束し売却をし、これにより短期金利の調達をします。マネーサプライを一時的に増やす場合はRBNZが債権を売り戻し条件付で購入する方法もあります。毎営業日の午前9時半、RBNZは公開市場操作の詳細を発表します。するとその15分間、決済勘定のある銀行は金利表示された買いを入れることができます。これらのREPOは通常数日もののためREPOの金利はRBNZのOCRに近くなる傾向にあります。RBNZはその日の現金の預入、引出によって貸付の最小金利、借入の最大金利を発表します。この価格は市中金利から予測され、RBNZが公正な市場価格で取引されることを保証するために作られています。政府のキャッシュフローに対応できるほどのビッドがないために公開市場操作が失敗することもあります。もしそうなると金融機関は不足を補うために翌日物のREPO制度を利用することになります。 |
| 特徴と傾向 |
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| 通貨 | USD |
| 通称 | ドル、米ドル、USドル |
| 呼値単位 | 小数点以下第2位 |
| 最も流動性のある対通貨 | USD/JPY、EUR/USD |
| 平均スプレッド | 3ポイント |
| 1ピップ | 0.01JPY、0.0001USD |
| 約定日 | 取引日の2営業日後 |
| 主な経済指標 |
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| 経済概観 | 米国経済は12兆3700億USドルのGDP、これは世界総生産のおよそ21%を占める世界第1位です。2004年から2005年の3.5%の成長率は労働生産性の大きな増加により他の工業国に比べ強い成長率を見せています。一人当たりのGDPは41,800ドルと推測されこれは世界第2位です。米国は世界の工業大国であり多様化し技術的にも発達しています。市場を基盤とした経済はサービス中心の経済で、サービス産業が79%、工業が20%、農業が1%で構成されています。他のどの国よりも輸入量が多く、輸出は世界第3位です。最大の貿易相手国は隣接しているカナダです。7995億ドルという非常に大きな貿易赤字があり、このことから米国は多くの国の最大貿易相手国であると考えられます。米国の対外債務はどの国よりも大きく2005年に8兆8400億ドルを超えました。2001年9月11日のテロ攻撃への対応で米国経済の強さと回復力を見せ付ける結果となりました。イラク戦争と米国の占領で国家資源が軍資金へかなり動き、経済基盤への不十分な投資も含めて米国の長期課題は医療費の値上がり、高齢者の年金、高騰するエネルギーコスト、莫大な財政、貿易赤字、そして広がる格差社会などがあります。 |
| 経済政策の影響 | 連邦準備金制度は1913年に米国の中央銀行として設立されました。連邦準備金制度は政府から独立した存在であるといわれます、その理由は決定に際して政府高官、大臣の承認を必要としないからです。しかしながら議会による監督、監査が前提となっています。雇用拡大、ドルの購買力の安定、長期金利の緩和を目的として国家の財政政策を決定します。連邦公開市場委員会(FOMC)は市場操作を監督します。FMOCは年8回の会合を持ち金利の変動、経済予想を発表します。FMOCは2月と7月の年2回、財政政策報告書に出されるGDP、インフレ率や失業率の予測もします。この財政政策報告はHumphrey-Hawkins法に従ってできており、議長が議会のメンバーや銀行業委員会からの内容についての質問に答えます。連邦準備金制度が財政製政策を管理する方法のひとつとして公開市場操作があります。トレーディングデスクでは連邦準備金の需要供給バランスに基づいて国債を売買します。これらは何週間、何ヶ月もかけて過不足分のバランスをとるために長期操作にもなりますが反対にFFレートを調整してFOMCの目標レートに近付けるための短期的なものにもなります。連邦政府が国債を購入すると金利が下がり、売却すると上がります。連邦準備金制度の重要な政策目標にFFレートの決定があります。この金利は連邦政府が翌日物金利として銀行間に出すレートです。レートは価格安定とインフレの制限を維持するよう設定されます。この金利は日々変化し米国経済を通し他の金利に影響を及ぼします。このレート周辺にとどめるために連邦政府は公開市場操作を行います。米国財務省も財政政策に影響を及ぼします。国債を発行、税金や政府支出を含む財政決定に関与しています。財務省はドルの価値が過小評価または行き過ぎていると感じると、ドルを売買して外国為替市場に介入の指示をします。 |
| 特徴と傾向 |
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| 通貨 | CHF |
| 通称 | スイスフラン、スイス |
| 呼値単位 | 小数点以下第4位 |
| 最も流動性のある対通貨 | USD/CHF |
| 平均スプレッド | 8ポイント |
| 1ピップ | 0.0001CHF |
| 約定日 | 取引日の2営業日後 |
| 主な経済指標 |
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| 経済概観 | スイスはGDPで見ると世界第30位の経済国ですが一人当たりのGDPは世界第10位の安定してかつ繁栄している経済市場です。2001年から2003年に年間GDPが下降し、2004年から2005年には多少ですが再び上昇を見せました。GDP が低下しても失業率はEUの平均失業率の半分に収まっています。低い失業率と熟練された労働力が安定した経済社会を構成することに貢献しています。スイスは銀行が公開可能な情報について、一定の守秘義務を規定したスイス銀行法によって守られていることから、投資家にとって安全な資金避難場所とされています。その結果スイスはオフショアの投資家たちが行き着くところになりました。これによって人口のおよそ半分が従事し、GDPの70%を占める高度で大規模な銀行保険産業が生まれました。スイスの金融業界がその資金避難場所としての地位と名高い秘密保持で成長を遂げ、資本フローは世界的なリスク回避時期に増える傾向にあります。最大貿易相手国はドイツ、そして米国、フランス、イタリアと続きます。機械、化学物質、金属、消費財や農産物などが主要輸出品です。貿易黒字は世界でもっとも高い国のうちのひとつで136億ドル、国債は8560億ドル。 |
| 経済政策の影響 | スイス銀行(SNB)は1907年にスイスの独立した中央銀行として設立されました。SNBは経済開発を考慮した価格安定を実現しています。他国のように長期成長と繁栄のために価格安定性を重視しています。SNBは価格安定と消費者物価指数の増加を2%以下に押さえることを同じように重要に考えています。SNBは過度のスイスフラン高がインフレを招くので為替レートを綿密に監視しています。国際的なリスク回避環境でこれは現実のものとなり、スイスへ資本が流入するとその傾向がでてきます。その結果SNBはフラン安を支持し、そのための市場介入はためらうことがありません。SNBの四半期の報告は運営委員会による四半期査定の財政政策報告も含まれています。報告書には財政政策の決定について論議し、今後3年間のインフレ予測もあります。6月に出される年間財政安定報告ではSNBスイス銀行部門の安定性と金融市場のインフラの評価、金融制度とマクロ経済で注目すべきトレンドを強調しています。この報告書の大きな目的は制度安定を脅かす弱みや不均衡に注意を向けることです。SNBは財政政策に影響を及ぼすため公開市場操作をします。REPO取引はSNBの最も重要な公開市場手段の一つです。このようなREPO取引は金融機関がSNBに有価証券を売却、同じ種類、量を後日SNB から買戻すというものです。銀行はその期間の金利を支払います。もし有価証券に価格変動があれば銀行、若しくはSNBは追加有価証券か、現金を支払わなければなりません。REPO市場は1日から数ヶ月まであります。それ以外の方法は外為のスワップ取引、証券見返りの融資、またはロンバート貸付金利(証券ベースの貸付でヨーロッパの一般的な表現)として知られているものです。財政政策を進めるためにSNBはスイスフランの3ヶ月物ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)を政策金利にしています。SNBはLIBORのレートが目標レンジ内でとどまるよう、おおよその資金を銀行に供給するためにREPO取引を使います。SNBはLIBORの1%ポイント以内の目標レンジを決めます。目標レンジが上がると財政政策を締める兆しで、反対に下落すると政策を緩和することを意味しています。 |
| 特徴と傾向 |
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| 通貨 | CNY |
| 通称 | 元、中国元、人民元 |
| 呼値単位 | 小数点以下第2位 |
| 最も流動性のある対通貨 | USD/CNY(RMB) |
| 最も流動性のある時間帯 | GMT01:30〜02:30 |
| 平均スプレッド | 500ポイント |
| 1ピップ | 0.001CNY(RMB) |
| 1日の平均取引量 | 2億USドル |
| 約定日 | 取引日の1営業日後 |
| 概要 | 1994年から2005年中ごろまではドルペッグ制(ドルと連動させる)をとっていました。この方針は1990年代のアジア通貨危機の際は、通貨切り下げを防ぐとして支持されました。ところが2003年、ドルの下落が中国元の下落を引き起こし、それが中国への輸入を促して輸出を減少させ、中国元の価値を上げるというアメリカや他の国へのプレッシャーとなったため、アメリカから批判を受けました。2005年ドルペッグ制は廃止され、ドル、ユーロ、円やウォンなどの平均値と連動をはかるバスケット制へと移行しました。政府は経済政策を見直し、銀行システム強化に努めることを継続することによって本来のスポット(直物)の取引ができるようになります。しかしこれにはかなりの時間を要すると見られます。現在は中国元には直物のみで先物取引がありません。NDF取引はオンショア(国内)では行われていません。銀行間取引では4ヶ月以内のものに限られます。債券市場は国内の金融機関に制限されていて、流動的ではありません。 |
| 通貨 | CZK |
| 通称 | チェココルナ |
| 呼値単位 | 小数点以下第3位 |
| 最も流動性のある対通貨 | EUR/CZK |
| 最も流動性のある時間帯 | GMT09:00〜17:00 |
| 平均スプレッド | 40ポイント |
| 1ピップ | 0.001CZK |
| 1日の平均取引量 | 20〜30億ユーロ |
| 約定日 | 取引日の2営業日後 |
| 概要 | チェココルナは政治的、財政的危機により、最も安定し繁栄しているポスト共産主義国としてのイメージが崩れた1997年から変動通貨になりました。CZKは財政赤字を維持できない恐れがあるためその変動幅から強制的にはずされました。中央銀行が30億USドルを費やし通貨を引き上げることに失敗した後、変動通貨にすることに決めました。1999年、政府は集中改革計画を確立し、国外企業へチェコ企業の売却を進めました。輸出と国内外の投資による強い回復によって成長し、EUへの参加が構造改革と成長をさらに促進させました。外国人投資家は無制限に国内市場に参加できます。イギリスの銀行はチェコ共和国の為替市場で活発に活動しており、1日の取引高の半分を占めると推測されます。市場は流動性が高く、外国人投資家による活発な取引が行われています。 |
| 通貨 | HKD |
| 通称 | 香港ドル |
| 呼値単位 | 小数点以下第4位 |
| 最も流動性のある対通貨 | USD/HKD |
| 最も流動性のある時間帯 | GMT01:30〜08:30 |
| 平均スプレッド | 15ポイント |
| 1ピップ | 0.0001HKD |
| 1日の平均取引量 | 15億USドル |
| 約定日 | 取引日の2営業日後 |
| 概要 | 1983年以降ドルペッグ制をとっています。香港の固定為替相場制は国全体のマネタリーベースがUSドルの為替レートに連動しているため同量のUSドルが準備されていない限りHKDを流通させることができません。2005年、香港ドルとUSドルの金利差を小さくするために金利の上限、下限を調整しました。国内とオフショア市場での区別はされていません。FXオプションは取引可能で、現物、先物に制限はありませんが、ドキュメンテーションが必要となります。2005年香港はNDF市場を開始させ、流動性のある最高10年物の国債市場です。金利スワップとオプションも10年物まで流通しています。 |
| 通貨 | HUF |
| 通称 | ハンガリーフォリント |
| 呼値単位 | 小数点以下第2位 |
| 最も流動性のある対通貨 | USD/HUF、EUR/HUF |
| 最も流動性のある時間帯 | GMT09:00〜16:00 |
| 平均スプレッド | 150ポイントUSD/HUF、300ポイントEUR/HUF |
| 1ピップ | 0.01HUF |
| 1日の平均取引量 | 5億〜7億ユーロ |
| 約定日 | 取引日の2営業日後 |
| 概要 | 1989年に憲法改正し民主主義国として確立したあと、経済改革によって安定するまでは、年間インフレ率35%が3年以上続きました。比較的価値の高いHUFは輸出中心のハンガリーの産業を通貨価値の低い外国に対して不利な立場においやりました。フォリントは2001年以降、両替可能で流動性がある通貨となりました。ハンガリーのEU統合の一部としてフォリントは2010年から2012年までに段階的に廃止される予定です。現在ではEUによって義務付けられた低いインフレ率と対外債務の減少が2010年までに実現できるかということについての質問が寄せられています。これが実現すればハンガリーは現EU参加国の中で最後のユーロ導入国となります。 |
| 通貨 | INR |
| 通称 | インドルピー |
| 呼値単位 | 小数点以下第3位 |
| 最も流動性のある対通貨 | USD/INR |
| 最も流動性のある時間帯 | GMT04:00〜10:00 |
| 平均スプレッド | 8ポイント |
| 1ピップ | 0.001INR |
| 1日の平均取引量 | 7.5億USドル |
| 約定日 | 取引日の2営業日後 |
| 概要 | ルピーの為替相場は銀行間取引によって決定されます。2000年からインド準備銀行に管理され、管理変動通貨に分類されます。オフショアの取引にはドキュメンテーションが必要となり、NDFとFXオプションが取引可能です。INRが新興市場の中でもいち早く規制なく、ドキュメンテーションがなくても直物取引が可能になるので、投機が盛んです。持続的な財政赤字に資金供給する政府のニーズに基づいて、最高25年までの流動性のある債券市場があります。金利スワップは国内市場では可能となっており10年物まで取引されています。 |
| 通貨 | KRW |
| 通称 | 韓国ウォン、コリアンウォン、ウォン |
| 呼値単位 | 小数点以下第2位 |
| 最も流動性のある対通貨 | USD/KRW |
| 最も流動性のある時間帯 | GMT01:30〜08:30 |
| 平均スプレッド | 0.15ポイント |
| 1ピップ | 0.01KRW |
| 1日の平均取引量 | 20億USドル |
| 約定日 | 取引日の2営業日後 |
| 概要 | ウォンは変動通貨です。国内市場とオフショアは分けて取引されており、オフショア取引の決済とFX先物取引にはドキュメンテーションが必要となります。NDFとFXオプションは規制なく取引されています。金利スワップは10年物まで、同じく金利オプションも取引されています。 |
| 通貨 | MXN |
| 通称 | メキシコペソ、ペソ |
| 呼値単位 | 小数点以下第4位 |
| 最も流動性のある対通貨 | USD/MXN、EUR/MXN |
| 最も流動性のある時間帯 | GMT08:30〜19:30 |
| 平均スプレッド | 120ポイントUSD/MXN、150ポイントEUR/MXN |
| 1ピップ | 0.0001MXN |
| 1日の平均取引量 | 70億USドル |
| 約定日 | 取引日の当日、翌日、スポット |
| 概要 | 1994年ペソの計画的ではあるものの突然の切り下げによってメキシコの経済危機が引き起こされました。ペソは過大評価されているという認識だったため、政府がドルに連動して変動すると突然発表しました。1週間のうちに3MXN:1USDから10MXN:1USDに下落しました。アメリカがメキシコの経済を安定するために500億ドルという資金を投入し通貨危機は収まりました。今日ではFXも債券市場もともに流動的です。事前に発表される予定通り、政府は週ごとに1ヶ月から1年の期間の債券を発行しています。政府はまた、5年満期の長期債も発行していますが短期もののほうが流動性に優れています。政府は1995年にペソ建の物も発行し1996年からはインフレ連動債も出しています。近年のより安定したマクロ経済がメキシコ企業に国内でペソ建ての中期債の発行を許していることにより利回りが拡大しました。金利スワップは5年物までが流動性があり、10年物まで取引されています。 |
| 通貨 | PLN |
| 通称 | ズロチ、ポーランドズロチ |
| 呼値単位 | 小数点以下第4位 |
| 最も流動性のある対通貨 | USD/PLN、EUR/PLN |
| 最も流動性のある時間帯 | GMT09:00〜17:00 |
| 平均スプレッド | 80ポイント |
| 1ピップ | 0.0001PLN |
| 1日の平均取引量 | 10億USドル |
| 約定日 | 取引日の2営業日後 |
| 概要 | ズロチは2000年から変動通貨になり、換金可能な通貨です。ほとんどの金融取引はオフショア投資家の為替スワップに締められています。国内の株のリスクはオフショア投資家による国内先物取引でヘッジすることができます。オフショア金利スワップ市場は急速に発展し、5年、またはそれ以下は金利スワップの最も流動的な存在です。ポーランドのEU加盟はユーロ導入を意味し、2006年の発表では2010年以降に導入する意向であり、それまでに公表していた2008年より先送りにしました。経済状態によっては更に遅れることも考えられます。 |
| 通貨 | SGD |
| 通称 | シンガポールドル、シンドル |
| 呼値単位 | 小数点以下第4位 |
| 最も流動性のある対通貨 | USD/SGD |
| 最も流動性のある時間帯 | GMT01:00〜08:00 |
| 平均スプレッド | 7ポイント |
| 1ピップ | 0.0001SGD |
| 1日の平均取引量 | 10億USドル |
| 約定日 | 取引日の2営業日後 |
| 概要 | SGDは通貨取引加重指数による管理変動相場制を取っています。シンガポール金融管理庁の長期的な方針は輸入インフレの削減、需要バランスをとるために通貨比率の上昇を管理することです。国内外ともに規制はなく、ドキュメンテーションも必要ありません。流動性の高い直物市場と、限られた為替先物市場があり、NDF取引はできませんがFXオプションは可能です。国債、社債市場は人気があり成長しています。金利スワップは1年から10年物がオフショアで取引され、5年物までは流動性があります。 |
| 通貨 | ZAR |
| 通称 | 南アフリカランド |
| 呼値単位 | 小数点以下第4位 |
| 最も流動性のある対通貨 | USD/ZAR |
| 最も流動性のある時間帯 | GMT09:00〜17:00 |
| 平均スプレッド | 300ポイント |
| 1ピップ | 0.0001ZAR |
| 1日の平均取引量 | 10億USドル |
| 約定日 | 取引日の2営業日後 |
| 概要 | 1990年代、政治的不安によりZARの価値は急速に落ちました。2001年の突然の下落が公式の調査につながり、それによって現在進行中の景気回復に進展しました。南アの国内市場は商品と流動性の観点からみて最も洗練された市場のひとつです。為替、金融市場は流動性があり国内外から活発な取引が行われています。債券市場も発展しており、30年ものまであります。金利スワップ市場もまた急速に進化しており流動性が高まっています。オフショア投資家には規制がしかれていますが厳しいものではありません。 |
| 通貨 | THB |
| 呼値単位 | 小数点以下第2位 |
| 最も流動性のある対通貨 | USD/THB |
| 最も流動性のある時間帯 | GMT01:00〜09:00 |
| 平均スプレッド | 5ポイント |
| 1ピップ | 0.01THB |
| 1日の平均取引量 | 7億〜9億USドル |
| 約定日 | 取引日の2営業日後 |
| 概要 | タイバーツへの新しい規制は1990年代のアジア通貨危機後に導入されました。より厳しい管理によりTHBのボラティリティを減少しタイの中央銀行が低い金利を維持するようにしています。THBは現在国内外の市場と分離された自由変動通貨です。直物と先物の取引ではドキュメンテーションが必要となります。NDF取引はありませんがオプションは可能です。1997年以降国債市場も急速に伸び、社債発行者へのベンチマークの設定に役立っています。政府が財政部門の救済のために1998年に資金を増加するため、発行が急増しました。低い金利と銀行の貸し渋りで会社が資金調達に走り、社債市場は盛んになりました。金利スワップは国内外で1年から10年まで取引可能ですが流動性があるのは5年物までです。 |
| 通貨 | TRL |
| 通称 | トルコリラ |
| 呼値単位 | 小数点以下第4位 |
| 最も流動性のある対通貨 | USD/TRL |
| 最も流動性のある時間帯 | GMT08:30〜17:00 |
| 平均スプレッド | 10ポイント |
| 1ピップ | 0.0001TRL |
| 1日の平均取引量 | 5億USドル |
| 約定日 | 取引日の2営業日後 |
| 概要 | トルコリラは1970年代から1990年代の継続的なインフレにより厳しい下落に直面しました。為替レートは1960年代後半の9リラ: 1ドルから2001年には、165万リラ:1ドルにまでなり、2003年トルコの国会は現在のリラから0を6桁とること、新しい通貨単位の新リラを作ることの法律案を出し2005年1月1日に採用されました。2001年までは管理バスケット制でしたが現在は完全に換金可能となっています。オフショアに対する規制はなく、FXも債券も流動性があり、オフショアの投資家はどの市場でも活発な取引を行っています。TRLのもっとも長い取引は18ヶ月で、1年までが最も流動性が高い取引です。特に翌日物から一週間ものは活発な動きが見られます。 |